6月8日(木)
~みんなで持って行こうね~
幼稚園のプール掃除に行くと、プールにオタマジャクシが泳いでいました。子どもたちにクラスで育てたいかどうかを聞くと、「育てたい!」と大喜びでした。職員室に置いてあるバケツで『オタマジャクシすくい』。
最初は、なかなかひしゃくに入りません。慣れてくると一匹すくえました。もう一度やってみると、二匹すくえました。順番を待っていた子がすかさず、「1+2=3。とれたね。よかったね。」と声を掛けていました。教師が生き物に触れられる機会と考えていましたが、こういう体験で数を数える楽しさも味わえることを子どもたちから学びました。
保育室の水槽に入れましたが、ブクブク(空気入れ)が傾いてしまいます。そこで、底の小石を足すことにしました。
小石の入った水槽を持ちたい子が4人いました。子どもたちは、「みんなで持って行こうね。」と持つ場所を考えて、運びました。自分のことだけでなく、友達とリズムを合わせて持つことができました。
小石をつかんでみんなで入れていきます。みんなで根気よく入れるやり方は、子どもらしい発想です。その辺りに散らかった小石もミニほうきで集めて入れていました。
小石を入れ終わると、「かわいいねー。」「じっとしている子がいる。」「動いた。大丈夫!」と目を細めて、みんなでのぞき込んでいました。オタマジャクシがどんな風にカエルになるのか、楽しみです。