~コンテストしよう!~
秋に、どんぐりのマラカスや段ボールのピアノを作っていた子どもたちに、様々な楽器に親しみをもってほしいと保育室にタンブリン、カスタネット、すずを出してみました。“物を大事に使う”ということも大切にしてもらいたいと思っています。
「帰りの会に、楽器で演奏会してみようかな。」と問いかけると、
「やるやる!!」と今まで作った手作りのピアノや自分の選んだ楽器を持ってきて、並べていました。
“子どもたちがイメージする演奏会はこれだったのか!”と気づけた面白い場面でした。
「マイクもいるんだった。」
と前に作った物を思い出し、マイクも作っていましたよ。
帰りの会だったので、教師が進めようと思っていましたが、
「先生、ちょうちょうかけて!」「先生は、椅子に座って拍手して!」と子どもたちからのお願いが!
「こんにちは~!アメリカから来ました~!」と自己紹介まであり、くすりと笑ってしまいました。
音楽を流すと、ピアノを弾く子や歌う子、楽器を鳴らす子それぞれ楽しんでいました。
次の日は、何やら思い出の森で落ち葉掃除をしていました。
「コンテストするから!」と、掃除をしていたみたいです。コンテストとはどうやらコンサートのことのようです。
教師と、ピアノやマイクを一緒に運んで、思い出の森でコンテスト(コンサート)が始まりました!
素敵な歌声を聞きつけて、お客さんも来てくれました。
自然に囲まれて、開放感溢れるコンテスト(コンサート)でした。
隣の友達と目を合わせてみたり、タイミングを合わせてみたり、友達が傍にいることの嬉しさが見ていて伝わってきました。
和やかな雰囲気の中で、友達と一緒に声を合わせて歌ったり、楽器を鳴らしたりして、友達と“音や声を合わせるって楽しいな”を感じていって欲しいです。
帰りの会をするたびに、ピアノが増えていますよ。
教師が進める帰りの会ではなく、子どもたちがコンサートをしながら進める帰りの会もまた面白いですね。
~サンタさんが来るよ!~
サンタの帽子を出してみると、やはりサンタごっこがやりたくなるみたいです。
プレゼントを自分で作る子もいて、サンタさんに「これは、私に届けてね。」とお願いしていましたよ。
「寝てるかな?」と煙突(穴)を覗きながら、プレゼントを置くサンタが可愛らしかったです。
サンタごっこをして、さらにクリスマスまで待ちきれない子どもたちです!