コンサートごっこを楽しんでるよ!
保育室に楽器を用意してみると、自分で楽器を選び、まずは好きなように音を鳴らして楽しんでいます。
ステージを用意してみると、「先生!曲を流して!」「コンサートをしようよ!」思いもでてきます。
曲に合わせて鳴らしてみたり、隣にいる友達と顔を合わせて笑顔になる子どもたちです。
コンサートが始まると、演奏する子は、スカートを履いたり、スカーフのように付けたりします。
「は~い!こっち向いてください~!」
お着替えをして素敵になった友達に手作りのカメラで撮影する子もいます。
他にも、「これにてコンサートは終了です。忘れ物がないようにお帰りください~」と、会場のアナウンス係も登場することも。
ある日、「コンサートってカーテンもあるよね。始まりの時は、そのカーテンがあがるようにしたいな~」
教師も舞台と客席を仕切る幕のようなものをイメージしていることに良いアイディアだなと思いつつ、何で作ろうか一緒に悩んでいた時、「これはどう?」大きなオーガンジーを持ってきてくれました。引っ張ると、幕が開く、子どもたちのイメージしたことが形になり、沢山の人に見て欲しい思いからお客さんを呼びにいきました。
幕が上がって、コンサートの始まり!れんげ組のお客さんも沢山来てくれて大賑わいでした。
楽器遊びも、正しく上手に演奏することを目的としないで、まずは子どもたちが思う存分に楽器や音で遊び、思いのままに鳴らすこと、表現する楽しさを味わってほしいと願って関わっています。同時に正しい持ち方や音の出し方、楽器を大事にすることも伝えています。
音楽を聴いたり、友達と歌ったり、簡単な楽器を演奏したりすることを通して、子どもたちの想像を巡らし、感じたことを表現し合い、表現を工夫して創り上げる楽しさを味わうことができるようになっていくといいなとも思っています。