3月6日、5年生が企画、運営をする「6年生を送る会」がありました。コロナ禍でしばらく行われてこなかった「6年生を送る会」でしたが、今年度から形を変えて行うことになりました。特にお世話になった6年生に、全校で感謝を伝える会にするために、6年生とのつながりが一番多かった「あおぞら遊び」のグループごとに送る会を行いました。
この会の開催にあたり、5年生は2月の初めから準備を進めてきました。5年生は、みんなが楽しめる「あおぞら遊び」の準備をしたり、6年生の皆さんに招待状を作ったりしました。また、6年生へのプレゼントづくりもしました。プレゼントは、6年生への「かがやき見つけ」カードです。全校の皆に「かがやき見つけ」カードを書いてもらうために、カードを配付したり回収したカードをプレゼント用の台紙に貼ったりするなど、丁寧にプレゼントを仕上げていきました。
当日は、5年生が司会のもと、「王様じゃんけん」からスタートしました。いつもは6年生が前に立って司会をしてきましたが、この日ばかりは、5年生のリードに任せて、会の進行を温かく見守りながらもあおぞら遊びのメンバーと一緒に会を楽しんでいました。
会の後半に、プレゼント渡しがありました。プレゼントは、1年生から5年生までの子たちが書いてくれた、6年生への「かがやき見つけ」カードです。6年生の子たちは、それを嬉しそうにもらいました。
会の最後に、6年生の子ども達一人ひとりがお礼の言葉を伝えていました。その中に、「自分が低学年だった時に、あおぞら遊びをして、とても楽しかったから、自分が高学年になったときには楽しくみんなと遊ぼうと思いました。」と話していました。
黒野小学校の「あおぞら遊び」は、全校で楽しく遊べるように、子ども達一人一人の自覚と温かい心で育まれ、伝統となって受け継がれてきていることが本当に素敵だなと感じました。
会が終了してから、6年生の子ども達はグループのメンバーが書いてくれた「かがやき見つけ」をにこにこしながら友達とみている姿が印象的でした。
5年生の皆さん、素敵な会をありがとうございました。
そして、6年生の皆さんは、残り少ない黒野小学校での生活をしっかり締めくくって卒業を迎えます。