学校支援

本郷公園のゴミ

地域の公園をきれいにつかおう

▲残念だったこと、○うれしかったこと:ゴミを捨てる子、ゴミを拾う子の心は?

今週は、午前授業が続くとともに、天気がよいため、下校後、学校近くの本郷公園でたくさんの児童や中学生が遊ぶ姿があります。友達と元気に遊ぶ姿はとても微笑ましいものです。

 

しかし、9月28日(火)、公園にお菓子等のゴミがたくさん落ちているという報告がありました。すぐに職員がゴミを集めに行きました。そこには、ゴミを拾っている児童と保護者もいました。

9月29日(水)朝、もう一度公園に行くとゴミは落ちていませんでしたが、植木の中にゴミが隠れていました。

このままではいけないと、29日(水)の朝活動で全校放送で知らせ、学級ごとに考える機会をもちました。また、保護者配信メールで指導したことを伝えました。

すると、29日の下校後、公園でゴミ拾いをして学校に届けてくれた子(3年生)がいました。放送や学級担任の話を聞いて自ら掃除をしようと考え、行動に移した素晴らしい心と姿がありました。

そこで、30日の昼の放送では、3年生の子に「ゴミをなぜ拾おうと考えたのか」を話してもらいました。下のように、「汚いと嫌だから」、「○○さんやボランティアの人が拾っていたから」、「きれいな公園で遊びたい」など、一人ひとりがちがう思いをもっていること、まわりの人や地域への優しい心や見方に感心しました。

また、話を聞いていると、3人の2年生や保護者の方も掃除をしていたそうです。ありがとうございます。

  

◇児童の話から(一部抜粋)

・汚いと自分もみんなもいやだから拾った。ゴミは汚いので拾うのはちょっと…と思ったけど、そのままいしておくと、遊んでいても遊びたくないと思ってしまうから。

・○○さんのおかあさんが拾っていたので、ボランティアの人だけが拾うのはおかしいし、大変だと思ったから。

・友達の○○さんが拾っているのを見て、まだゴミがあったので手伝おうと思った。公園をきれいにするためにボランティアをする○○さんはすごいと思ったから。

 

子どもたちの捨てたゴミを拾っていただいた地域や保護者の方、子どもと一緒に拾っていただいた保護者の方、ありがとうございます。大人の姿から、子どもたちは行動の善し悪しを学びます。地域は子どもにとって学んだことを実践する、鍛える場だと考えます。今後もよろしくお願いします。

 

お知らせ 10月に、本郷公園防犯カメラ設置工事が行われます

子どもたちの安全安心や防犯のために、地域の方の働きかけにより、防犯カメラが設置されることになりました。学校としましても、大変有り難いことです。