学校支援

個展の作者と母親が来校

帰りの会で、個展に対する思いを話してもらいました

21日から開催している大西達也さん個展「ここからはじまった これからはじまる」の作者親子に来校してもらい、テレビ放送で思いを話してもらいました。

普段は自分から話すことがない達也さんが、一生懸命に思いを伝える姿に拍手が出た学級もあると聞き、うれしくなりました。

 

作者 達也さんの話

「みなさん こんにちは。ぼくは大西達也です。今回明郷小学校で個展を開くことができてとてもうれしく思います。ぼくの作品は、ぼくの気持ちがたくさん込められています。そんな気持ちがみなさんに伝わるとうれしいです。どうぞ楽しく見てください。」

母親の話(要約)

・今回明郷小学校の皆さんに作品を見てもらえる機会をいただきとても嬉しく思っています。

・作者の達也はほとんど自分からしゃべることはありません。なので、つらいこと苦しいことも分かってあげられないことがたくさんあります。でも嬉しいときは笑って教えてくれます。

・中学校のとき、担任の先生にアイロンビーズを教えてもらい、休み時間に見本の図案を見ながら手探りで作品を仕上げていました。次第に自分の頭に浮かんだ作品を作るようになりました。そんな姿をまわりの友達が見て、集まってきました。達也はそれがうれしくと、みんなの前でどんどん作品を作るようになりました。

・それまでは、自分から友達に働きかける方法を知りませんでしたが、アイロンビーズをきっかけに色んな人たちと出会うことができて、今では、色んなコンクールに出品して賞をもらえるようになりました。

・でも、達也は賞状をもらってもあまり嬉しい顔をしないんですよ。達也一番うれしいときは、自分の作品をじっくり見ている人をそっと後ろから見守っているときなんです。

・だから、息子の作品を見てもらえる機会があることを、とても嬉しく思い、心から感謝いています。どうか、楽しんで見てください。

放送後、いずみ学級の子どもたちが校長室に訪れました。達也さんはとてもうれしそうでした。

いずみ学級の子もとてもうれしそうでした。そして、達也さんへ自分の作ったものをプレゼントしました。達也さんはそれをうれしそうに受け取りました。声をかけることはありませんでしたが、にぎやかな訪問をおだやかなまなざしで見ている姿が印象的でした。