5年生

人権学習 保護司の方のお話を聞きました!

6月から始めた人権学習も、終わりに近づいてきました。

5年生は岐阜市の12の人権課題の中の「刑を終えて出所した人の人権権」「犯罪被害者等の人権」を学習し、単元を通して「刑を終え出所した人が幸せに暮らす権利はあるのだろうか」という課題について考えてきました。その中で、罪を償って社会に復帰してきた人のサポートをする保護司という仕事を知りました。

今日は、地域の保護司の笠井さんに来ていただき、保護司と言うのはどんな仕事をするのか、なぜ社会復帰を支援することが大切なのかについてお話をして頂きました。

「私は最初、刑を終えて出所した人が幸せに暮らす権利があるかどうか迷っていたけれど、今日の話を聞いて、心は変わるから、そのチャンスを生かして幸せに暮らしてもいいんだなと思いました。」

「DVDでも、人に信頼されたことがとても嬉しくて立ち直れたと言っていたので、周りの人の関わりがとても重要なんじゃないかなと思いました。」

最後に、笠井さんから、みんなに必要な優しさというのは、人の気持ちを想像して、理解してあげる心なのだと教えていただきました。それは、特別な人に対してだけでなく、私たちの日常生活でも同じことが言えるのだと思います。

貴重なお話を聞かせていただき、じっくりと人権について考えることができました!