11月1日(金)4~6年生がスクールセーフティ事業に参加しました。
スクールセーフティ事業とは、JAF岐阜支部のご協力を得て行う参加・体験・実践型の交通安全教室です。
授業の始まりは、シートベルトの着用についての実態調査からでした。
自動車内の後部座席でシートベルトを着用している人の割合は、岐阜県は54.5%、全国で5位(2023年度 JAF調査結果)だそうです。
三輪北小の子どもたちも、同じように、後部座席でシートベルトを着用しないという子が何人かいました。
次に、時速50㎞で衝突する車の映像を観ました。
子どもたちは、シートベルトを締めていないために、天井にぶつかったり車外に放り出されたり、
車内の人にぶつかったりするダミー人形の様子を、息をのんで見つめていました。
その後、正しいシートベルト着用の4つのポイントを教えてもらってから
「シートベルト着用効果体験車」に乗車して、時速5㎞で衝突する体験をしました。
体験した衝撃は、「少し怖いな…」ぐらいのようでしたが、
「時速5㎞で走っている車は、ありませんよね。」という警察の方の言葉を聞くと、
急に表情が引き締まり、真剣に一人一人が時速5㎞の衝撃をもとにしてイメージを膨らませているようでした。
最後に、
・今日、学んだことや体験した感想を、家の人につたえること
・今日からどの座席でもシートベルトを着用すること
・シートベルトをしていない人には、声をかけること
という宿題をもらいました。
岐阜県の自動車事故による死亡者は、19人。シートベルト非着用は、9人。
その内、7人は、シートベルトをしていれば、助かったかもしれないそうです。
「命の綱」であるシートベルト着用の大切さをじっくり学んだ1時間でした。