三輪北小学校では、「岐阜市の12の人権課題」を6年間で全て学ぶユニット学習を行っています。
11月15日は、3年生が、12の人権課題の内「女性の人権を守ろう」について授業を行いました。
女性に対する偏見や差別の例から、性別によって自分の意思で選択・決定できない苦しさや悲しさを感じるとともに、
個人の思いを尊重し互いに認め合う大切さを考える授業です。
子どもたちは、「女の子だから…」「男の子だから…」という見方について
・女の子でも、虫が好きな子がいるし、黒色が好きな子がいる。
・好きなものや色には、男・女じゃなくて、理由があると思う。
・人によって、やりたいことは違うと思う。
など、性別ではなく一人一人が考え、判断することが大切であることを語っていました。
また、18日(月)には、5年生が12の人権課題の内の「刑を終えて出所した人の人権」について考えるために
保護司の方を招き、「立ち直りを支援すること」について学びました。
・罪を犯してしまった人の保護観察だけでなく、犯罪予防活動というみんなへの呼びかけをしていると知って、とても大事な役割をしている人だとわかった。
・犯罪を犯した人の立ち直りは、とても難しく、それでも罪を起こさないようにがんばっていてすごいと思った。
・出所した人がいたら噂とかせず、普通に接することが、立ち直りのサポートになると思った。
などの感想をもちました。
授業の最後には、保護司の方から
「一度失敗した人をいつまでも責めるのではなく、学級や全校で支えていく温かい三輪北小の文化を高めて欲しい。」
というメッセージをいただきました。
学校の中だけではできない、貴重な学びでした。