2月12日(水)は、6年生第3回目の校外学習(歴史学習)です。
今回は、真長寺に行き、仏像や庭・仏画を見学しての学びです。
前回と同様に保存会の方から歴史や地域との関わり、変遷などを詳しくご説明いただきました。
「釈迦如来座像」のように寄木作りで作られている仏像は、
複数の人の手によって短い時間で完成させられることや、中がくり抜いてあるため軽いこと、
本堂移転の折には、地域の人たちが白布で包まれた釈迦如来座像を運び出したことなどを
臨場感をもってお話しいただきました。
その他にも、石庭を見学して特徴を見つけたり
釈迦涅槃図に描かれている人や生き物をじっくり見たりしました。
(他の涅槃図にはない「猫」が描かれているそうです。)
また、ご住職からは、真長寺の成り立ちについてもお話いただくことができました。
三輪北地区には、多くの県や市指定の文化財がありますが、
文化財を見るだけでなく、関わる方々から直接お話をお聞きすることで、より詳しく学び、
今まで引き継がれてきた歴史の重みに感動し、この貴重な文化財を守っていきたいという気持ちを強くしました。