4年生の総合的な学習のテーマの1つである福祉について学ぶため、社会福祉協議会から講師の先生をお招きして、体験活動をしました。2時間目に教室で「福祉とはなにか」というお話を聞き、全ての人の「ふだんのくらしをしあわせにする」ために、心と物のバリアフリーをめざしていくことの大切さを学びました。3,4時間目は体育館で「高齢者体験」「車いす体験」をさせてもらいました。見え方体験では、お年寄りはとても視野が狭くなることや、自分たちと違う色にみえる色、同じように見える色があることを知り、みんなが見やすい色が、危険を知らせるところに使われていることを知りました。
また、手足に重りをつけ、関節が曲がりにくくなった状態で歩いてみることで、とても不自由であることを感じたり、どういうところなら座りやすいかなどを考えたりしました。車いすの体験では、介助方法を教えてもらったり、実際に乗って障害物を乗り越えたりしました。困っている人のお手伝いをする時には、勝手にやるのではなく、相手の立場にたって、気持ちを考えて行うことが大切だということを学びました。
今日の体験を通して、今まで気付かなかったことや、気持ちを感じることができたようです。
これからの授業で、振り返りや発展的な学習を行っていきたいと思います。お家でも感想を聞いてみて下さい。