10月18日(金)5年生が、先日刈り取って稲架掛けにしたもち米を脱穀しました。
脱穀の方法は、4種類。
現在使われている「コンバイン」
昔の人たちが使っていた「千歯こき」「足踏脱穀機」「こき箸」です。
いろいろな方法を体験しながら、
・コンバインの中に千歯こきと同じ構造の部品が使われている。
・千歯こきは、籾が外れると音が変わるので、音で脱穀の具合が判断できる。
・手で籾を取るのは、痛くて大変だけれど、道具があることで脱穀がずいぶん楽になる。
・一つの穂から、60~100粒ほどのお米が取れる。一食分のお米は、一体何粒なんだろう。
など、様々な感想や考えを仲間と話していました。
また、地域ボランティアの方からは、脱穀を手作業でしていた昔の人々の苦労の話だけでなく、
・もち米のわらは粘りがあって強いため、わら草履やひもなどを作るのに適していること。
・今年収穫した三輪北小のもち米のわらを、鵜匠さんが使う予定であること。
などの話を聞きました。
5月に見学した鵜飼いが、「もち米」を通して三輪北小学校とつながっていると知り、驚いていました。
地域ボランティアの方々のおかげで、昔と今とをつなぐ豊かな体験をすることができました。