学校ニュース

いじめを見逃さない日

今日はいじめを見逃さない日でした。

お昼の放送で、1年生の担当の先生から、以前かかわりをもった生徒の話がありました。

以下はその内容の簡単な紹介です。

「ばかにされるような言葉をかけられることが何回もあって、嫌なんです。」という相談を受けました。相手の子に聞いてみると、「確かに言ってしまった。」と正直に話してくれました。「自分が言われたらい生かせばいいって思うし、言われてもそんなに気にしないと思う。でも同じ内容でも、言われたらいやだと思う人もいると思う。わからなくて困っているときに馬鹿にされるようなことを言われるのも嫌だと思う。」と言いました。

「人の気持ちを考える」ことが大切なことは彼もわかっていました。皆さんも長良中宣言にあるように「人の気持ちを考える」ことが大切だとわかっていると思います。でも、実際は簡単ではありません。それでも、その彼は、相手のために人の気持ちを考える努力をしました。「自分は苦手だなと思う人にきつい言葉を言ってしまうことがある」と自分の弱さに向き合ったり、「今日はきつい言葉を使ってしまった。気を付けたい。」と生活ノートに書いて振り替えることもありました。このようなことをくりかえる中で、彼の言動は確実に変わっていったことを覚えています。

このような内容でした。

私たちは、人とのかかわりを頭の中では理解していることが多くあります。でもそれをうまく態度に表せないときが多くあります。それをまず受け入れて、その弱さと向き合うことが大切なのだと思います。