7月3日は「いじめについて考える日」です。
令和元年、岐阜市内の中学生のいじめを主要因とした痛ましい出来事がありました。
そのことを踏まえ「いじめ」を深く考える日です。
これまで学級の中では「いじめ防止強化週間」に取り組み、「あったかい言葉がけ岐阜県民運動」につなげています。
学級活動の時間などで、互いの良いところを見つけながら「あったかい言葉」を考えてきました。
互いのよいところを認め合う気持ちを大切にしながら、全校集会で深く「いじめ」について考えます。
集会の最初は黙祷から始まりました。
次に、校長から当時の新聞記事などを紹介しながら、「そこで何があったのか」「いじめの四層構造」「とても怖いことだと自分事としてとらえること」などの話があり、「これから代表の生徒が話してくれる絵本を聞いて、感じたことを教えてほしい」という投げかけがありました。
ボランティアの生徒たちが前に登壇し、絵本のフレーズを一ページずつ交代して語ってくれました。
その後、1・2・3年生が混ぜられたグループに分かれ、3年生の班長の司会で「いじめ」について考えました。
「ありがとう、や、感謝の気持ちを伝えあえる関係が大切」
「大人に、誰かに相談する」
「その人のいいところを見つけて気軽に話しかける」
「よくない雰囲気を作らない」
「周りの人とのコミュニケーション、信頼しあえる仲間」
「嫌なことは嫌、駄目なことは駄目といえる関係、それができないなら距離を置くことも大切」
「傍観者の人が伝える、被害者に寄り添う、加害者の人と話す」
「いじりやふざけは起こってしまう。その時に誰かが止めることが大切」
など、たくさんの意見がありました。
教室に戻り、「私が~」の主語で今日をまとめていました。
いじめを「自分事」としてとらえていくことの大切さを感じました。
私たちはいじめを見逃さない、起こさない学校を目指していきます。