10月のいじめを見逃さない日は、一つの絵から考える時間でした。
大きな亀がひっくり返っているところを、虎や猿、うさぎや鳥、ねずみたちがなんとか助けようとしている一枚の絵です。
この光景を見てどんなことを考えるかを問いかけました。
誰もが、どの立場にもなりうる。
相手に助けてもらいたいとき。
誰かのために力を発揮したいとき。
校長から放送での話が終わると、各クラスで意見交流を行いました。
「全員の力を合わせることはたいせつなこと」
「自分一人では、誰かを助けることはできない」
「様々な立場に誰もがなりえる」
「ずっと亀、ずっと虎ではお互いにダメ。みんなで抜け出す」
「苦手な状況を互いの得意でカバーすること」
など、たくさんの意見が交流されました。
私たちは一人では生きていけない。でも、誰もが違う何かをもっている。
自分の弱さをさらけ出せることもまた強さであり、自分の強みを相手のために発揮できることもまた優しさなんだと考えることができました。