12月24日に2年生の「立志の集い」の講師として、新体操の元日本代表(フェアリージャパン)の松原梨恵さんをお招きし、講話をしていただきました。
松原さんは本校・長良中学校の卒業生です。
幼少期から新体操を始め、中学校の時には既にヨーロッパやロシアに遠征するなど、活躍の場を広げていました。
県立岐阜商業に進学した後、高校一年生で日本代表に選出され、2009-2021の間代表選手として活躍されました。
2012ロンドンオリンピック、2016リオデジャネイロオリンピック、2021東京オリンピックに出場され、2019の世界選手権では金メダルを獲得されています。
講話の中では、ロープ、ボール、クラブ、フープ、リボンの紹介と体験をさせていただき、新体操に興味を持たせてもらえました。
その後、小4での全国大会出場から「もっと頑張りたい!」と思えるようになったこと、全日本中学校選手権大会(全中)で優勝したことが自分に大きな自信をつけてくれたことなど、幼少期からどんな思いで取り組んできたのかを教えていただきました。
特に、日本代表になってから、試合に出るメンバーとなるために、自分から練習をさせてもらうように行動すること、人の注意を自分の注意として聞くこと、チャンスをつかむには準備が必要なこと、自分の殻を破る大切さ、美しさを競う競技である以上新体操じゃないときも美しくあること、など、目標を達成するために大切にされた話をしていただきました。
また、東京オリンピック前にけがをしてしまった時も、「自分が腐ったメンバーにはなりたくない」と決意し、常に笑顔で、誰よりも早く体育館に行ったというお話を聞くこともできました。
2年生が大人の第一歩として、今後職場体験学習に取り組み、3年生の進路実現に向かっていきます。
夢の実現のため、どんな努力が必要か、周りとどうかかわっていくべきかなど、とても参考になるお話となりました。
後輩として、先輩のような姿を目指していきます。