今年の修学旅行では、「平和とは何か」というテーマに基づき、広島、神戸、大阪を訪れました。この三日間で生徒たちは多くのことを学び、成長の機会を得ることができました。
初日は広島を訪れました。1945年8月6日の原爆について学び、平和記念資料館を見学し ました。生徒たちは展示された写真や遺品から、戦争の悲惨さや被爆者の想いを深く感じ取ったようです。その後の講演会も含め、直接触れる機会が少ない歴史に心を揺さぶられる経験をした様子でした。
2日目に向かった神戸では、阪神・淡路大震災の記録に触れました。震災の影響と、それに立ち向かう市民の姿を見学し、防災の大切さとともに、互いに支え合うコミュニティの力について考える貴重な機会となりました。昼食は班ごとでしたが、やはり南京町が人気でした。
大阪万博では、「人類の未来社会のデザイン」というテーマのもと、持続可能な社会や平和共存のためのヒントを多く得られる展示を見学しました。ある生徒は、「平和とは単なる紛争がない状態ではなく、人類が協力し合うことが大切なのだ」と理解し、未来への視野を広げていました。
この旅行を通じて、生徒たちは「平和とは何か」に対し、自分なりの考えをもつことができたようです。この学びが内面の成長に繋がり、今後の生活や学びに役立つことを願っています。