毎月3日はいじめを見逃さない日です。
ALT(外国語指導助手)が、過去に受けた辛い経験について話してくれました。
肌の色から揶揄されたこと、理由もわからず何人かの人に指をさされて笑われたことなどです。
そこからその職場に行きたくなくなったこと、その人たちと会いたくなくなったことなども教えてくれました。
でも、そんなときに親切にしてくれる人たち、日本のことをたくさん教えてくれる人たちに出会った喜びも教えてくれました。
最後に、「世界にはたくさんの人がいます。みんなを尊重して、一緒に幸せに暮らさなきゃいけない。一緒に人権について考えていきましょう。相手を嫌な思いにさせるようなことは一切しないようにしよう。いじめや差別を止めよう。」と伝えてくれました。
この話の後、各クラスで考えました。
「笑ったり、ひどいことを言われるのはつらい」
「裏切られた気持ち」
「働いている以上、それでもその人たちがいる場所に行かないといけない」
「違うところがあるだけで見下される」
言われる側の気持ちを考えるクラスがありました。
「これから社会に出ていく私たちは、より多くの人と関わっていくからこそ、同じ人間として認め合っていくことが大切だ」
相手の気持ちを考え、どのように生きるべきか・・・真剣に考える時間となりました。