過去、長良中学校は、青山中学校、東長良中学校と一緒の中学校でした。
一つの学年で10数クラスのいわゆる大規模校したが、最初に青山中学校と分離し、さらに東長良中学校と別れ、今の長良中学校の校区になって30数年経過します。
それでも20年ほど前は一つの学年で5クラスほどありましたが、今は3クラスにまで減少しています。
今の2年生が4クラスありますが、いずれすべての学年が3クラスにまで減ることが予想されます。
ここで、考えなければいけないのは、「生徒会活動の見直し」です。
人数が多い時に行っていた活動は、少なくなって維持できなくなるものがあります。
特に部局の数が適正ではなくなってきたことが今回の生徒集会のテーマでした。
1年生の代表議員は「グリーン部の活動すべての部局で受け持つ」
2年生の代表議員は「生活環境部へのグリーン部合併案を中心に考えたが、部局の目的と負担を考えると決め手がなかった」
3年生の代表議員は「もともとの部局の役割がおろそかにならないようにすることが難しい」
グリーン部長からは「なくなってもほかの部局で『心を豊かにする』という思いを大切にしてくれるなら大丈夫です」
という意見が出せれました。
各学年からは、「願いやこれまでの努力は伝わっていくならば賛成」「どちらかに合併、ではなく、一つの役割を分散しそれぞれの部局とつなげている良い提案だと思う」「目的にあったように分け、これからも受けつかがれるよい提案だと思う」という意見が出ました。
最後に、参加生徒全員の決を採り、グリーン部の役割を各部局に分散させる案で、承認されました。
学級数、生徒数が減っていく中で、「持続可能な活動」となるように、「発展させすぎず改善する」ことができた、素晴らしい生徒集会となりました。
全校生徒で、長良中の歴史を作った瞬間となりました。