学校生活

ボーク重子さんから学ぶ(映像あり)

<ボーク重子さんの娘スカイさんが最優秀女子高生に選出>

ボーク重子さんは、ワシントン在住の日本人女性。

娘スカイさんが、2017年にアジア人で初めて「全米最優秀女子高生」(未来社会で生きる能力に長けた高校生に送られる)に選出され、日本でも報道等で話題となりました。

娘スカイさんが学んだボー・ヴォワール学校は、自ら学ぶ授業「学び合い」を実践する学校です。娘をどの学校に入学させようかと学校見学に行ったとき、「1+1はなぜ2になるのか?」についてディスカッションする授業を見学したそうです。授業中に立ち歩いたり話したりしている不統一な子どもの姿を見て「日本と全然違う。本当にこれでいいのか?」と疑問を持ち、質問したそうです。すると、当校の先生は「子どもは自分自身が発見したという達成感を味わうことが大切なんです。その達成感は「もっとやりたい」という好奇心を、「今度はこんな方法でやってみては・・・」という柔軟性を、「他を認める」共感性や協働力を生み、大きな成長へつながっていくのです。非認知能力を育む教育が大事なのです。」と説明があったそうです。

そして、同じ系列の高校の教室を見学すると、裁判の判決や政治の動向等について、先生や大人と対等にディスカッションする生徒の姿が見られ、日本の高校とは、まるで風景が違ったそうです。このことから、ボーク重子さんは、娘スカイさんをこの学校に入学させることに決めたそうです。

 

<個別最適化の学び>

授業の中で、一人ひとりが自分のタイミングでわからない学習内容を話題にし、仲間とかかわりながら自分自身で課題解決していくことができる「学び合い」の環境を整えることが、個別最適な学びを実現し、大きな力を育むことができると信じております。

 

<新しい学習指導要領でも>

本年度より実施になった新学習指導要領は、第1章総則で「基礎的・基本的な知識及び技能を確実に習得させ、これらを活用して課題解決するために必要な思考力・判断力・表現力等を育むとともに、主体的に学習に取り組む態度を養い、個性を生かし多様な人々との協働を促す教育の充実に努めること」と記述してあり、この方向で学校の在り方を変えようとしています。様々な先進的な教育実践を学び、主体的・対話的で深い学びを具現できるように研究を深めていきたいと思います。

 

<則武小学校「学び合い」の姿>

   学び合い映像①(←クリック)

   学び合い映像②(←クリック)

 

<ボーク重子さん講演会>

「非認知能力の育て方 ~心の強い幸せな子になる0歳から10歳までの家庭教育~」(←クリック)

 

 

 

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