6月17日(火)、18日(水)の2日間、5年生が野外学習を行いました。
「思いやり・協力・助け合い」のテーマのもと、岐阜市少年自然の家で1泊2日の共同生活を送りました。
17日(火)の朝、学校を出発するとき、校舎から他の学年の子どもたちが手を振りながら、「いってらっしゃい」と温かい声をかけてくれました。
自然の家に着くと、入所式を行い、その後、「竹スプーン作り」を行いました。
一片の竹からスプーンを作る作業で、根気と丁寧さが求められましたが、この竹スプーンを使って、晩ご飯のカレーライスを食べることになっていたため、どの子も自然と作業に熱が入りました。
昼食は、わかめご飯の弁当でした。グループごとに楽しく食べました。
午後の活動は、「火起こし」で始まりました。
普段、ガスコンロや着火用具を使って簡単に火をつけることができますが、火起こしはとても大変な作業でした。
火起こしが成功すると歓声が上がりました。中には努力が実らなかったグループもありましたが、どのグループも最後まで協力して頑張ることができました。
「火起こし」の後は、「野外炊事」でカレーライスを作りました。
野菜を切る子、米を研ぐ子、釜戸の火を調整する子、一人ひとりが自分の役割を果たし、おいしいカレーライスができあがりました。
食事後の片付けでは、鍋や釜を洗って返す際に、自然の家の職員の方や岩田先生のチェックがとても厳しく、何度も何度も洗い直しましたが、どのグループも「使う前より美しく」を実行することができました。
「野外炊事」の後は「キャンプファイヤー」です。
火の神から聖なる火を受け取り、全員で「挑戦」「思いやり」「協力」「成長」の4つの誓いを唱えました。
続いてレクが始まりました。
「ジンギスカン」は、出発前に6年生から教わったとおり、元気いっぱいに歌って踊りました。「猛獣狩りゲーム」や「ところ天おに」も、大いに盛り上がりました。仕事を終えて、駆けつけてくださった先生方も一緒になって楽しい時間を過ごしました。
レクの後は、宿舎に戻ってお風呂に入り、反省会をして就寝となりました。
2日目、18日(水)は、6時30分からの「朝の集い」で始まりました。
早い時間でしたが、全員参加することができました。
朝食を食べた後、野外オリエンテーリングを行いました。
気温、湿度ともにとても高かったので、予定よりも活動時間を短くして行いました。
野外オリエンテーリング後は、涼しい部屋で昼食を食べました。昼食は、おにぎり弁当でした。
昼食後に退所式を行い、岐阜市少年自然の家を出発して学校に戻りました。
2日間の共同生活を通して、改めて互いのよさを感じ合い、認め合いながら、ひと回り成長した5年生でした。