学校ニュース

(5月31日)ツマグロヒョウモン

『ツマグロヒョウモン』の季節がやってきました。成虫はオレンジ色のきれいなチョウです。黒い点々(豹文)があります。4月頃から11月頃まで、この辺りでもよく見かけます。

幼虫はスミレ類を食べます。柳津小学校の職員室前の花壇にはパンジーがたくさん咲いていて、最近ツマグロヒョウモンがひらひらと飛んでくるようになったので、そろそろ幼虫が見つかるんじゃないかな・・・と気にしていました。幼虫は、こんな感じです。(あまり見たくない方、ごめんなさい・・・)

かなりとげとげしく危なそうな感じに見えます。でも、実際は柔らかくて危険はありません。この派手な体色は毒があるんじゃないかと思わせます。「身を守っているんだ!」と、子どもたちは言っていました。突起で刺すこともなければ毒も持っていません。見た目はこんな風だけど、かわいいんです。幼虫を見つけた子どもたちも、初めは少し触るのをためらっていましたが・・・。

「あっ!いた!!」「ここにもいた!」                                   次々と見つけていきます。小さな虫かごの中に、とてもたくさんの幼虫を入れることができました。

「パンジーをパクパク食べるよ」と教えると、「少しちぎってもいいですか?」ときれいに咲いているパンジーを前にためらいながら、幼虫さん達のためにエサ(パンジー)を入れてあげていました。きれいなチョウになるまですくすくと育つといいですね。3年生は、理科の学習でちょうどモンシロチョウの観察を勉強しています。幼虫の色は、まず全然違いますね。他にも違いはあるかな?似ているところはないかな?いろいろと比べながら大切に育ててくださいね