福山通運さんにお越しいただき、2年生と5年生が運動場で交通安全教室を行っていただきました。
大きなトラックの周りは危険がいっぱいであることを、実体験をもとに教えていただきました。道路を走る自転車からは大きなトラックは見えているけれど、トラックからは真横にいる自転車を確認することができません。自転車の乗っている人が手を振って運転手にアクションを起こしても見えないということが分かりました。
トラックの運転席に座らせてもらうと・・・トラックの周りは本当に見えないことが分かりました。
どこまで見える?トラックからはなれたところに置いてある目印しか見えませんでした。大きな車の周りでは遊ばないってずっといわれてきたと思うけれど、「こういうことか・・・」と実感できたんじゃないでしょうか?
運動場に作られた横断歩道では、内輪差やリアオーバーハングの恐ろしさを見せてもらいました。自分からは大きな車は見えているから分からないけど、近付かないように気をつけないと命を落とすことにつながるかもしれませんね。今日の学習を忘れないで、事故に遭わないようにしてほしいです。
午後からは、6年生の理科の公開授業がありました。「植物の体のはたらき」の学習です。しおれたホウセンカに水を吸わせると、葉から順に元気になっていく様子から、根から吸い上げられた水がどのように植物の全体に行き渡るのかに疑問をもち、追究実験をしました。水は透明で見えにくいので、赤色のインクで色をつけ、水がどこを通って全体にいくのかを確かめました。
前の時間に色水を吸わせたホウセンカの茎を切り、どの部分が赤く染まっているのかを確かめました。今日は、その結果と自分が立てていた仮説を比べて、自分で結論を導き出していました。タブレットの中にある実験結果の写真をじっくりと見て、自分の仮説の正当性とそこから分かることをノートにまとめていました。さすがは6年生、集中した雰囲気の中で、一人で課題に向き合う姿がすてきでした。
最後には、今後確かめてみたい「新たな問い」を発表し、次時の問題づくりで授業を終えました。みんなが知りたいなと思ったことがすっきり確かめられるとよいですね。