5年生

(10月29日)5年生 野外学習1日目

夕方から降るはずだった雨が朝からポツポツと降り、ちょっと心配なスタートとなりました。係の子の司会進行で、体育館で出発式を行いました。

校長先生からは、うまくいかないことがあった時に人のせいにしない、自分なら何ができるか考える、自分だけじゃなく周りの人の笑顔を生み出す、成長できる野外学習にしてほしいと話されました。一緒に準備してきた学年の先生からは、失敗をしてもいい、失敗から学ぼう、最高学年に向けて成長しよう!そして、楽しみましょう!と聞き、これから始まる2日間への期待に胸を膨らませてバスで学校を出発しました。

駐車場から自然の家までは、とてもきつい坂道。重たい鞄を持ってふらふらと登って来ました。入所式で自然の家の使い方について、所の方からオリエンテーションを受けた後、学級ごとのレクの時間となりました。レクの後、クラスごとにお弁当を食べたら、火起こしと野外炊事、キャンプファイヤーなので、リュックの中に活動に使うものを入れておかないといけないはずでしたが、何人も部屋に荷物を取りに戻り、なかなか出発できない様子。うーん、ちょっと心配です。

レクは1組が多目的ホール、2、3、4組が芝生広場で行いました。1組は借り物競走をしていました。紙に書いてあるものをステージまで取りに戻ってからゴールします。すっごく楽しそうでした。

芝生広場の様子です。雨も上がって計画通り、外のレクができてよかったです。ティーボールを楽しんでいるクラスもあり、鬼ごっこを楽しんでいるクラスもあり、広い芝生広場で思い切り楽しんでいました。

タブレットでみんなの様子を撮影している子がいたので話をきてみると、捻挫していて走れないので、何かできないかなぁと考えて、みんなの様子を記録することにしたんだそうです。帰ってから、みんなで楽しかった野外学習を振り返ることができますね。

午後一番の活動は火起こし体験でした。リズムよく道具を上下に動かすと、焦げた匂いと共に煙が出てきます。木屑についた小さな火の赤ちゃんをみんなでつくった火のベッドに入れて優しく息を吹きかけると、ベッドの中の麻ひもに燃え移り、大きな火になります。火がついたことがこんなに嬉しいことは初めて!とのこと。

活動が進むにつれて、心配だったけど楽しくなってきたと言ってる子もいました。残念ながら、雨がかなり降ってきました。少し肌寒くなってきましたが、子どもたちはまだまだパワーが有り余っている様子。

野外炊事が始まりました。かまどに火をつける準備、野菜を切る、米を洗う、それぞれの分担の仕事を頑張っています。手が空いた時にゴミを片付けたり、使わなくなったまな板や包丁を片付けたり、手際よく仕事をしています。世界一のビーフカレーを目指して頑張っています。

カレーライス、とっても美味しくできました。にんじん、じゃがいも、火が通りにくい野菜にもしっかり火が通っていて、どの班のカレーも美味しそうでした。

少し予定よりも遅くなりましたが、キャンプファイヤーが始まりました。第一部は火のセレモニーです。火の神から、火の子らが炎をいただきました。

続いて第二部はレクです。進化ジャンケンとマジカルバナナです。係の子の進行で楽しい時間を過ごしました。

後は、自然の家に戻ったらクラスごとに入浴タイムです。明日は雨が止んでいることを願って…1日目の投稿はこれで終了とします。おやすみなさい。