子どもたちへの予告無しで、「命を守る訓練」を行いました。多くの子が運動場で元気タイムを楽しみ、その終わり頃に地震発生による訓練を告げる放送がかかりました。運動場で思い思いの遊びを楽しんでいた子どもたちは、すぐに遊びをやめて、物が倒壊する心配の無い中央部分に集まりました。
安全な場所に着いたら、姿勢を低くして、次の指示を静かに待っている様子が見られました。頭を抱えて小さくなっている子が多いですが、周りのこと身体を支え合うのも地震の揺れで転がってしまうのを避ける1つの方法かなと思います。身を守るための方法は、いろいろと知っているといいですね。
地震により給食室で火災が発生!体育館への避難指示が出ました。運動場の子どもたちはお互いに声を掛け合いながら体育館へと避難しました。
校舎内で過ごしていた子どもたちは、近くの先生方と一緒に、煙を吸わないようにハンカチで口と鼻を押さえて体育館に向かいました。押し合わず、慌てず、落ち着いて行動できました。
避難場所に避難していない児童がいるという設定の訓練だったため、点検係の先生方が、避難できていない児童の名前を確認して、校舎内へ捜索に出かけました。
消防署の方にも訓練に参加していただけたので、全員の安全が確認した後、地震や火事について話をしていただきました。予告無しの訓練でしたが、上手に避難できたと覆います。
いつもなら、教室から先生と一緒に避難していた命を守る訓練でしたが、今日は、自分で考えて避難しました。
「自分の命を守るためにどんな行動ができたか?」「周りの人の命を守るためにどんな行動ができたか?」 教室に戻ってしっかりふりかえりをしました。今日は、夜中に福島県で震度5弱の地震がありました。いつ起きるかわからないところが災害の怖いところです。在宅中に地震が発生したら・・・?ご家庭でもぜひ話題にしてみてくださいね。