学校ニュース

(6月4日)カワゲラウォッチング

岐阜市環境保全課の方々にお越しいただき、5年生の子どもたちが『カワゲラウォッチング』に参加しました。柳津小学校の北側を流れる境川は、きれいな川なのか?それとも汚れた川なのか?を川に棲む水生生物から考えていく学習です。見慣れた境川・・・どんな結果になるでしょうか?

環境保全課の方から、川の水を調べる方法について教えていただきました。においや見た目ももちろん有効な方法です。今回は、COD(水中の酸素量を表したもの)のパックテストをやらせていただきました。薬品の入ったパックに穴を開けて境川の水を吸い込み色の変化で判断します。

次に、ペットボトルの中に境川の水を入れて30秒振り、できた泡が何秒で消えるのかを確かめました。ほとんどのグループが、2秒、3秒くらいで泡が消えたと確認し、きれいさ10点満点中8~10点くらいの点数をつけていました。「境川は汚れている」と多くの子が予想していましたが、ここまでの結果だと、子どもたちの予想は・・・

安全のためにライフジャケットを正しく着用し、いよいよ川の中に入って生き物調査開始です。「うわぁー冷たい!でも気持ちいい!」と言いながら次々と境川の中に入っていきました。網や虫かごなどを準備している子もたくさんいて、今日のカワゲラウォッチングを楽しみにしていたことがよく分かりました。はじめは、なかなか生き物を見つけられない様子でしたが、環境保全課の方々に草の根元に網を入れると生き物が捕まることを教えてもらって、早速試していました。「いた!」「エビ捕まえた!」と声が聞こえ始めました。

すくい上げた網の中をそーっと慎重にのぞいて生き物が入っているか確認します。エビや小さな魚を捕まえた子がたくさんいました

川から上がった後は、きれいさの度合い別にグループ分けされた生き物資料を見ながら、境川はきれいかどうかを判断していきます。

今回の調査の結果、「境川はとてもきれいとは言えないけど、思っていたよりもきれいな川である」ことが分かりました。もっときれいな川にして、もっとたくさんの生物が生活できるようにするために、何かできることはないかな?これからの総合的な学習で考えていくことになりそうです。

6年生は、Gifu MIRAI’sフィールドトリップで、岐阜市の歴史を学びに出かけました。

行ってらっしゃーい、よい旅を!たくさん歴史にふれてきてくださいね。

岐阜歴史博物館に行きました。展示室の歴史資料を真剣に見て学んだり、体験コーナーでコマ(輪鼓 ※「りゅうご」と読みます)を実際に体験して楽しく学んだりしました。

川原町の散策です。ここには、格子戸のある古い町並みが残っています。お店もいくつかありますが、川原町のレトロな雰囲気を残したまま営業されています。とってもすてきな町並みでした。

正法寺です。正法寺の「岐阜大仏」は、日本三大仏の一つと言われ、乾漆仏としては日本一の大きさだそうです。坐像で、高さは13.63mもあります。先日の「GIFUTO」さんとの総合的な学習の時間には、岐阜大仏を見たことがない子がほとんどでしたが、今回のフィールドトリップで実物をしっかりと見ることができましたね。

たくさん、たくさん岐阜の歴史を学ぶことができたすてきな旅になったようです。