学校ニュース

(7月8日)特別支援研修会を行いました(職員)

5時間目に、特別支援の授業参観ならびに研修会を行いました。岐阜教育事務所の先生に講師としてお越しいただき、たくさんのことを勉強させていただきました。

授業参観では、ひだまり1組・2組、ことばの教室、むらさきはなな1組・2組の5つの教室の様子を参観させてもらいました。

ひだまり1組では、体幹を鍛えて身体を思うように動かすことができるように、サーキットに取り組んでいました。いつも使っている道具を組み合わせて、コースを自分で作っていました。今日は、いつもより難しいコースに挑戦していたようです。タブレットでサーキットを終える時間を計って自分で納得できるタイムが出るまで繰り返し頑張っていました。

ひだまり2組では、一人一人に苦手に寄り添った課題に、楽しみながら取り組んでいる姿を見せてもらいました。ひだまり1組でも、ひだまり2組でも、自分で1時間のめあてを決め、活動に取り組んでいました。漢字の学習では、自分でどの部首の漢字を見つけるのかを決めて、教室背面に貼ってある漢字表から文字を見つけてホワイトボードに書き込んでいました。授業を受けるたびに知っている漢字がどんどん増えていき、学びの積み上げを自分の目で確かめることができます。

ことばの教室では、ウォーミングアップとして、鏡で自分の顔を見ながら、舌の動かし方の練習をしていました。舌を出したり、ぐるっと回したり、これをすることで、「カ」や「コ」などのいいにくい言葉をはっきりと発音できるようになります。

むらさきはなな1組では、すごろくをやっていました。ゲームをみんなで楽しむために、ルールや順番を守ることの大切さを学習していました。サイコロを振ってとまったコマによっては、クイズが出題されます。クイズに答える子のことを考えて、静かに聞くこともめあてとして頑張っていました。ふりかえりの場面では、「聞くを頑張れた」と発表している子も複数いて、今日の学習のめあてを達成し、花丸をもらって満足することができました。

むらさきはなな2組では、算数を頑張っていました。かけ算や資料の分類整理など、学習内容はそれぞれ違っているけれど、最後には、自力でその問題に取り組めるようになることを目指して、集中して問題を解いていました。

子どもたちが下校した後は、岐阜教育事務所の先生から職員が研修を受けました。一人一人の困り感を理解して、それをサポートする支援をしていくことで、学びを進める上での抵抗を小さくし、課題を解決した喜びを味わわせられるということを改めて学ばせていただきました。