「OHANA」の方にお越しいただき、4年生の子どもたちが、いのちの授業(性教育)を受けました。自分たちのいのちの始まりは、紙に針でプツッと開けた穴の大きさだったと教えていただきました。 そんなに小さかった命が280日かけて約2000倍の大きさに育ちます。代表の児童が、1ヶ月ごとの赤ちゃんと同じ大きさ、重さの人形を抱かせていただき、10ヶ月目の赤ちゃんを抱いた子は「重い」と驚いていました。
母親のお腹の中にいるとき、母親と「へその緒」でつながっていることを大きな模型でわかりやすく説明してもらいました。お母さんが食べたものの栄養がへその緒を通って赤ちゃんにも送られることがよく分かりました。お母さんからは直接見ることができないお腹の中にいる赤ちゃんは、「元気だよ!」ということを伝えるために、お母さんのお腹をけったりたたいたりしていることも教えてもらいました。
お腹の中に赤ちゃんがいると、自分の体重よりも8kgほど重くなってしまうと聞き、実際にその重さのものを膝の上に乗せる体験もさせてもらいました。あまりの重さに、この状態で立ったり座ったり走ったりなんてできそうになく、妊婦さんの大変さが子どもたちにもよく伝わりました。
新しい命を生むためにお母さんはとても大変だと分かりました。もちろん生まれてからも大変です。そうやって大切に大切に育ててきてもらったおかげで、今ここに元気で生活していることが理解できたと思います。どの子の命もそうやって大切に育まれてきました。おうちの方に感謝するとともに、周りで共に生活しているお互いの命も尊重していける4年生になってほしいです。
6年生は、GIFU MIRAI’s活用出前授業で、クワガタ村の村長さんからお話を聞きました。大好きなオオクワガタを捕るために、山に入って食事もせずに捕獲のチャンスを待つと聞き、とても驚いていました。興味のあることを極めるために、準備や努力を惜しまない姿に、感動したのではないでしょうか。「継続は力なり」これから中学生に向かっていく6年生にとって、心に残る話であったと思います。