2時間目に不審者対応訓練を行いました。羽島警察署の方が不審者に扮して4年3組に侵入するという想定で訓練を実施しました。隣の教室の先生が異常事態を察知し職員室に連絡が入りました。不審者侵入の連絡を受け、全校放送で、4年3組に不審者が侵入したことを全校に伝え、放送を聞いた各教室では、隣の教室に駆け込んだり出入り口に鍵をかけてバリケードを作るなどして不審者の侵入を防ぐ対応をしました。各教室に設置されたさすまたを手に持って、各学年の担当の先生方が現場に駆けつけ、不審者を制圧しました。不審者が制圧され、安全が確認されたので、全校児童と職員は体育館に避難しました。
はじめに、羽島署の方から「命を守る」ことについてお話を聞きました。学校にいるときには、先生たちがみんなのことを命がけで守ってくれるけど、先生がいないときに不審者が来たらどうする?と子どもたちに投げかけられ、すぐに大人の人に知らせることを確認されました。
特に登下校中や帰宅後の生活の中で命を守るために守ってほしいこととして『セーフティ5』の話をされました。お話の中で、平成6年に羽島市で発生した事件についても触れられ、「ひとりにならないこと」「しらないひとについていかないこと」の大切さを確認しました。そして、命を守る距離として、大人が両手を広げたくらいの距離よりも近づいてきたら捕まってしまう可能性が大きくなることも実際に演示して教えてくださいました。
通学路には、「こども110番の家」がいくつも設置されています。あの辺りにあったな~では、緊急時にすぐに助けを求めることは難しいです。一度、お子さんと通学路上の110番の家を確認されると安心ですね。柳津町にもいくつもあるコンビニエンスストアも110番の家となっています。今日は、お店の方が来てくださり、小学生がコンビニに助けを求めてきたら、110や119に連絡してくれると教えてくださいました。
校長先生からも命を守る行動について話がありました。普段、上靴のかかとを踏んでしまっている子には、急なときに逃げ遅れてしまう危険があることを話されました。慌てて、靴を履いている子もいましたが・・・毎週、持ち帰る上靴のかかとは踏まれてぺちゃんこになっていませんか?もしかしたら、小さくなって履きにくくなっているかもしれません。今週末、ぜひ親子で確認し、命を守る準備をしてくださいね。