10月6日(金)令和5年度 前期終業式
今日は、4月の始業式と同様、全校が体育館に集まり、前期の終業式をしました。
昨年度までは、校内放送で話をしていましたが、やはり反応が見えないことが辛かったところです。
子どもたちの反応を見ながら話すことができる喜びをかみしめながら話しました。
【前期に私がうれしかったこと】
毎日、楽しく授業をうけている子どもたちの様子を見ること。
友達に優しく教えたり、教えられて嬉しそうにしていたり。
今だと、本当に一生懸命に運動会の練習に取り組んでいること。
5・6年生が、委員会の仕事を責任を持ってやっていたり、誰も見ていないのに、全校のみんなのことを考えて、一生懸命にお仕事をしてくれていること。
また、担任の先生から、頑張っている子の嬉しい報告を毎日のように聞けることも、幸せでした。
「前までは授業に集中できなかった子が、すごく頑張れるようになったんですよ。」とか、
「恥ずかしくて発表することが苦手だった子が、堂々と発表できるようになってすごく嬉しい。」とか、
本当に嬉しそうに話してくれる担任ばかりで、毎日幸せだなぁって感じること。
こんな話を、子どもたちにしました。
さらに、人の見方や考え方は、一人一人違う話もしました。
有名な「あひるとうさぎ」の絵を見せて、最初はほとんどの子が『トリ(あひる)』にみえたようですが、
見方を変えると『うさぎ』にも見えるよっていう話をすると、「あー、本当や。」という声が。
前期に仲のよかった友達も、苦手な友達も、見方を変えてみると、新しい発見があるかもしれませんね。
「何にみえるかな?」
「こうすると、どうかな?」
ちなみに、同じものを2枚並べたときに、『一方がうさぎで、一方があひる』の別々に見える人は、全体のわずか2.3パーセントしかいなかったという実験結果もあります。
しかし、意識的に「一方をうさぎ、一方をあひる」と思って見るように指示をすると、その値が61.9パーセントにあがったそうです。