厚見学園PTCAでは、昨年度まで実施していたインリーダー研修を廃止し、本年度より新たに『ふるさと大好き厚見っ子プロジェクト(ふる厚プロジェクト)』を立ち上げました。
ふる厚プロジェクトでは、子どもたちに体験や学びの場を提供しながら、地域との交流を行っていきます。高学年を中心に、興味のある活動に参加しながら、厚見の町をもっと好きになっていってほしいと思います。
今日は、地域防災について考える活動を行いました。
岐阜南消防署、岐阜市都市防災計画課の方をお招きし、災害の体験や、避難所体験を行いました。ありがとうございました。
今日の活動に参加すると、もれなく厚見少年防火クラブの会員証がもらえます。南署の方から児童代表にクラブ員証が手渡されました。
地震体験車をつかった震度6強の揺れ体験です(結構揺れます)。今回真ん中のテーブルは固定してありましたが、実際の揺れではテーブルも大きく移動すると思われます。しっかりつかまったり、緊急地震速報の受信などで余裕があれば、机の下にもぐったりする必要がありそうです。
けむり体験です。スモークを充満させたテント内に入ってみます。屋内の場合、電気が消えていると真っ暗の中で移動することも想定されます。また、煙に含まれる一酸化炭素等で中毒症状になる場合も考えられます。とっさの時にスマートフォンのライトを活用したり、普段からハンカチの携帯して煙を吸い込まないようにしたりするなど、自分で自分の命を守るための知識と判断力、行動力が大切になりそうです。
学校が避難所になった場合のテントです。実際多くの方が被災して避難した場合、どのように区画を分けたり、テントを使用できる人を決めたりするのか、課題となりそうです。
岐阜市内の小学校には、防災用のトイレが北舎の北側駐車場に5か所設置できます。災害時に設置の際は、画面右下のマンホールのふたをあけ、その上に専用の便座とテントを設置します。排泄物は下水管を通って流れていきますので、衛生の面からも工夫がされています。
写真にもありますが、今日は厚見中の生徒もボランティアで参加しています。ありがとう。
今回参加した皆さん、大変貴重な経験ができましたね。
実際に被災した場合、地域の助け合いが重要となりそうです。今回のような体験活動を行うことで、地域の中での「自分事」として考えることが少しでもできたらいいですね。第2回は、防災に関連して、避難場所である体育館で宿泊する体験を予定しています。楽しみですね。