厚見中NOW

ユニセフキャラバン

本校の3年生は例年修学旅行(人権学習)のグループ別研修で東京のユニセフハウス(本部)を訪問するグループがあります(残念ながら昨年度は訪問できませんでした)。

2019年には「飲む水もない、食料もない、生きることが困難な環境で生きるしかない子供たちのために何かしたい」という生徒会の願いから、『ユニセフ募金プロジェクト』が始まり、小学校の児童会と協力して成果のある活動をしました。このようなつながりの中、今年度はユニセフのキャラバン隊が来校される予定でしたが、コロナ禍のため残念ながら3年生を対象に東京からのリモートでお話を伺うことになりました。

講演では、「日本とソマリアの5歳の誕生日を迎えられない人数の比較」や「1年間に520万人の子どもたちが、5歳になる前に命を失っている。時間に換算すると6秒に一人」といった事実を知りました。また、毎日水くみに使う水の入った15kgの水瓶を実際に持たせてもらう子もいました。最後まで姿勢を崩すことなく、メモを取りながら集中して話を聞きました。代表の生徒は「今自分の生活がどれだけ恵まれているか改めて感じさせられた。自分の生活に感謝したい。」という感想とお礼の言葉を話してくれました。様々な事実を知り、学ぶことを通して「自分の生き方」を見出せるといいですね。