3歳児こあら組

今週の1場面 こあら組(3歳児)

6月1日(木)

こあら組の子どもたちは、入園して2カ月が過ぎ、幼稚園生活にも慣れてきた様子です。毎日顔を合わせる友達に親しみ、名前を呼んだり、友達がしている遊びを気にしたり。「友達や先生と“一緒”がなんだか嬉しい♪」そんな姿がよく見られます。

友達と手を繋いで園庭を行ったり、来たり…。

手と手が触れて繋がっている、それだけでなんだか笑顔になるね♪

「お母さんに会いたい…。」そう言って泣いているAちゃん。教師がAちゃんの傍にいると、その様子を見た子どもたちは、そっとAちゃんの頭を撫でに来ました。小さな手で頭を撫でる子どもたちと、友達が傍にいてくれることで、落ち着いていくAちゃん。初めての集団生活の中で、友達と一緒の心地よさを感じているのですね。

 

そして、何度も繰り返し、砂や泥、泡を楽しんできた子どもたちは、少しずつ見立てて遊ぶことも増えてきました。教師が泥団子を作っていると、「アイス作って」とカップを持ってきたBくん。

「泡も作る!」と教師と一緒に作った経験から、道具を探して泡を作ろうとする姿もありました。

そんな風にアイスやケーキなどのデザートを作っていると、Cちゃんは、泥と水を混ぜて、「コーヒー!」と、人数分のコップにコーヒーを注いでくれました。

食べ物も飲み物も揃い、「何だかお腹が空いてきた・・・。」と教師がつぶやくと、「じゃあ私が切るね。」とケーキを切ってくれました。そんな友達の姿をじーっと見るDちゃん。「切る」ことが面白くて、その後、Dちゃんも何度もケーキを切っていました♪

友達とふとしたきっかけでつながり、同じ空間にいること、同じ道具を使うことの「一緒」に心地よさを感じている子どもたち。そんな日もあれば、そうじゃなく、1人で黙々と遊ぶ日だってあります。

どちらの姿も素敵な姿ですね。

今週は体調が崩れる子が多く、幼稚園で遊べない日も続いていますね。寒暖差も激しい季節ではありますが、早く元気な子どもたちと一緒に遊べることを楽しみにしております