今年の夏休みも、放課後児童クラブ【なかよし】は、ぎふ長良川カロムクラブ名誉会長の福富先生をお招きし、カロムを行いました。これは、なかよしの夏休みの恒例行事となっています。まず、会長からゲームのルールを説明していただきました。おしゃべりしていた子も、ポスターのイラストを見て、おしゃべりをやめました。『話さなくても、子どもたちは絵を見て判断するよ』と、会長は、話されました。会長のスタートの笛の合図でゲームをはじめ、笛の合図でゲームを終了します。中には、とても上手に玉をはじく子が出てきました。今日は、ゲームを5回戦+おまけの1回戦を行いました。『全部勝った子は?』と会長が聞くと、3人の4年生児童が手を挙げました。なかなかの腕前です。午後1時から始まったカロムですが、あっという間に2時間が経っていました。『私とゲームしたい人は残ってください』と会長が話されると、たくさんの子が手を挙げました。番外編のゲームでは、それを見学している周りの応援団も白熱していました。しかし、流石、名誉会長は強い!会長のはじかれる玉は、次々と狙った方向へ飛んでいきました。だるま落としのような技も使われました。全勝の児童をあっという間に負かしていかれました。『すごすぎる!』
校長先生もカロムゲームを見学に行きました。そのうち、『校長先生もやってみませんか?』と誘われ、ゲームに参加させてもらいました。写真のどこにいるかわかるかな?
【カロム3つの約束、保護者の方へ】※ぎふ長良川カロムクラブより
① | 最初にシュートするとき『お願いします』とあいさつしよう。 |
② | ゲームが終わったとき勝った方が先に『ありがとう』とあいさつしよう(負けた方に思いやりの心を) |
③ | そして、勝った方が玉をリセットしよう(リセットしないで席を離れたら失格=負け) |
保護者の方へ☞カロムは電子ゲームなど一人遊びとは違って「家族や友達とのふれあいときずなを強めるゲームと評価され、近年全国的に広まりつつあります。岐阜市教育委員会推薦のゲームです。岐阜市内では、児童館・児童センター・ドリームシアターに配備されています。また高齢者には、指先を動かすことによる機能回復に効果が認められ、社会福祉協議会の高齢者向けの講座や公民館活動にも取り入れられています。最大の特徴は、対戦相手に年齢・性別・体力などにまったく関係なく、いわばバリアフリー、エイジフリーのゲームです。 |
『この絵を見せれば、子どもはわかります』会長手書きのイラストです。ゲームの準備も片づけもみんなで仲良く行います。
ゲームが終了すると勝った子が玉を整え、次のゲームの準備をします。そこが会長のアイデアです。負けた子は、先にシールをカードに貼りに行きます。その時、次の対戦カードも配られます。だれと当たっても、仲良くゲームができる子ばかりで感心します。
カロムをここで始めたころは、カードに結果を書いていましたが、他の児童クラブでカードをゴミ箱に捨てて帰る子がいたので、シールを貼るようにしたそうです。こういった所にも会長のアイデアが生かされています。
番外編で、会長とカロム対決をしました。外野が白熱し、大賑わいでした!