5年生 コミュニティースクール SDGs

稲刈り体験

この日、5年生は、達目洞自然の会の方にお世話になり、稲刈り体験をさせていただきました。まず、学校から達目洞まで歩いていきました。姫河骨も生息する場所を通り抜けると、6月に田植えをさせていただいた場所が見えてきました。青々としていた田が、すっかり黄金色に代わり、稲穂を重そうに垂れている稲が見えてきました。「おー!」子どもたちは感動の声を上げていました。達目洞自然の会の方から稲の借り方や鎌の持ち方を教えていただくと、子ども達は恐る恐る田の中に入っていきました。達目洞の田は、先日、教えていただいた通り、雨が降っていなくても湿っていました。だんだん慣れてきた子ども達は、夢中になって稲刈りを続けました。子ども達が刈った稲は、大人の手で「はさがけ」をしていきました。先週刈られた稲とこの日、刈られた稲は、はさがけにすると、色目が違いました。稲刈りが終わった子ども達は、どろどろになりながら、田の中を走っていました。稲刈り体験を通じて、改めて、お米一粒一粒の大切さを実感し、社会科の学習に出てくる、稲刈り機や脱穀機、田植え機を発明するなど、機械化した稲作に進化させてきた人々の知恵や工夫に思いをはせていました。