この日は、土曜授業を利用して、全校道徳の学習を行いました。内容は、「あきらめない心~災害救助犬じゃがいもの挑戦~」です。日野南にあるNPO法人日本動物介護センターから山口常夫さん、上村智恵子さん、じゃがいもくんをお招きしました。山口さんからは、東日本大震災のときにじゃがいもが生まれ、岐阜へ連れてきたことや、元の飼い主からじゃがいもが送られてきて命名したこと、じゃがいもが11回目の挑戦でやっと災害救助犬の試験が合格したことなどを話していただきました。中盤からは、上村さんに連れられてじゃがいもが登場し、実際に倒壊家屋の中にいる人を見つけ出すところを見せていただきました。じゃがいもは、倒壊家屋の中に入っている大塚亮弥先生を、外から見つけ「ワン!」と吠えました。2か所ある倒壊家屋から見事に、人間が入っている側を当てたのです。児童から拍手をもらいました。10回の失敗を乗り越え、11回目まで挑戦を辞めずに、訓練を受け続けたじゃがいもと、それを支えてきた山口さん・上村さんの「あきらめない心」から「自分の目標を目指して、くじけそうになっても簡単にあきらめない」ことについて、全校で考えました。講演後には、学年ごとにじゃがいもとの記念撮影を行い、教室では、学習を振り返り、感想を交流しました。