4歳児 れんげ組

れんげ組 (4歳児) 今週の1場面

~どんぐり装置をつくって遊んだよ!!~

 この写真は、まだ気温が暑く、水が気持ちいい季節の頃のれんげ組です。この時から、樋を使って繋げたり、水を流すことを楽しんだりしいました。

 

 最近は、夏場も遊んでいた樋を使って、どんぐりを転がして遊んでいます。教師が、朝、どんぐり・樋を1つ・ビールケースを1個置いてみたら、ある子が「ちょっと短いよ。もっと長いのを作ろうよ。」と話してくれたことをきっかけにどんぐりを転がすものを作ろうとなりました。「じゃあ、これはどんぐり装置1号だね。」そんな子どもの一言で、この日は、友達と一緒に長いどんぐり装置1号を作って遊んでいきました。何度も転がす中で、「樋は斜めではないと転がらない!」ということに気がつき、樋を斜めにするために、ビールケースを自分たちでもってきて組んでいきました。

 

樋を繋げて、ビールケースで高低差をつけたのに転がりません。「あれ、上手く転がらない、、、」教師は、樋と樋の繋ぎ目に問題があることが分かるけれど、ここは我慢です。子どもたちの「なんでだろう?」に寄り添います。これこそ、遊びのなかの学びです!

   

  そんな悩んでいた時に、年長組のお姉さん、お兄さんが見にきてくれました。去年、まさにこのれんげ組の前で、どんぐり転がしを楽しんでいた子たちだったので、そんな大先輩に、樋の繋ぎ目の所やビールケースをだんだん低くすると良いこと等、詳しく教えてもらいました。

 

作りながら、何度もどんぐりを転がし、壊れたら直してくれる子がいて、「いくよ!」と周りに声をかけてからどんぐりを転がす子もいたり、また、「全部転がすよ!」と言って、あるだけのどんぐりを転がしたり、どんぐり装置を作る過程で、それぞれの遊び鵜の楽しさを味わっているようでした。

 

「こんなのもあった!」どんぐり以外の物も転がしてみます。

 年中ともなると、「やって楽しい!」は、もちろんですが、同じ遊びを繰り返し遊ぶ力もついてきています。「もっとこうしたい!」「こうしたらいいんじゃないかな?」そんな気持ちがあるからこそ、何度も繰り返し試しながら遊ぶ姿が見られますね。