4歳児 れんげ組

れんげ組(4歳児) 今週の1場面

6月13日(火)

~見て!見て!大きいシャボン玉できた!~

幼稚園の畑で収穫をしたジャガイモをお家で茹でたり、フライドポテトにしてもらったりして食べ、「おいしかった。」と教えてくれた子どもたち。

 次は、サツマイモです。年中の子どもたちは、畑に苗を植えるのは、初めての経験です。あらかじめ棒であけておいた穴に斜めに挿して植えました。苗をよく見ると、白い根っこが出ています。「ここに、お芋ができるの?」と関心をもっていました。苗を奥まで深く入れ、挿した後は、手で押さえます。

 植え方をしっかり聞いていたので、教師と一緒にていねいに植えることができました。その後、「大きくなーれ。」とおまじないをしながら、水をまきました。秋の収穫が楽しみです。手間を掛け、時間をかけて野菜を育てる経験は、大事です。また、自分たちで植えた野菜には、愛着があります。「大きくなったかな?」と時々見に行って生長を確かめたいと考えています。

 石けんの泡の感触を味わったり、泡と色水を混ぜてジュースを作ったりする姿が見られます。そこでシャボン液を準備しました。最初は、うまくできない子もいましたが、「見て。見て。ゆっくり吹いたらできた。」と大喜びでした。真剣な表情で、大きなシャボン玉を作る姿、かわいいですね。空に舞い上がっていく自分のシャボン玉を目で追いかけて、「ああ、宇宙まで飛んで行く!」と言う子がいました。シャボン玉遊びが『宇宙』へと広がるなんて、子どもたちの思考は、柔らかです。

 次の日は、ハンガーの針金に毛糸を巻いた大きな枠や骨組みだけのうちわを準備しました。教師がやってみせると、「大きー-い!」と目を丸くしていました。

 大きなシャボン玉が光りながら、ふわんふわんと飛びます。手首のスナップを効かせると成功!「大きなシャボン玉ができた!」と何度も見せてくれました。梅雨時は、湿気があるのでシャボン玉ができやすい季節です。教師にできたことを一緒に喜んでもらったり、友達と見合ったりして、じっくり遊べる姿がうれしいです。