ファミリーウィークとは...
「ファミリーウィーク」と聞くと、保護者の方の参加の行事かな?と初めは思ってしまいそうですが、これは子どもたちの行事です。 「ファミリーウィーク」のある週は、その週の一日のどこかで、他学年の友達と遊ぶ時間を設けています。ファミリーと呼んでいるのは、学年を超えた縦割りのグループのことです。そのグループ間でも、
“ 家族(ファミリー) のように仲良く関われるといいな ”という教師の思いが込められています。
19日には、たんぽぽ組(年中)といちょう組(年長)と、一緒に遊びました。
まずは、同じグループの子がいるので、同じ名札の子を探します。今年度初めてでしたが、年長児が率先して、「僕と同じグループだよ!」等声をかけて座ります。自己紹介をしようとしたら、「私、この子の名前知っているよ!」という子もいました。
次に、同じグループの子と「ぴったんこゲーム」をしました。音楽に合わせて手をつないで歩き、ピアノが止まると、テーマが言われます。そのテーマに沿って、友達と体の部位をぺったんことくっつけるふれあい遊びです。
「お腹をぴったんこ!」
「肘をぴったんこ!」
「お尻をぴったんこ!」
最後には、「なべなべそこぬけ」をしました。友達と向かい合って手をつなぎ、タイミングよく手を返して背中合わせになります。少しずつ人数を増やして、最後は、みんなでひとつの輪にも挑戦してみました。
今後も、年中組と年少組のように他のクラスとも交流していく予定です。
日々の生活の中でも、クラスが違っても、学年が違っても、子どもたちが混じりあって遊ぶ姿がたくさんある加納幼稚園ですが、ファミリーウィークという行事を設け、異年齢の子と一緒に遊ぶなかで、さらに、
「年上の子に優しくされて嬉しい!」
という気持ちを感じたり、
「小さい子にやさしくしよう!」
と、思いやりをもって関わると姿等、子どもたちが異年齢で様々な経験ができるようにしていきたいと思っています。