〇劇ごっこの大道具をつくったよ!
先週お伝えしたように、オオカミとこぶたが出てくる話をペープサートで楽しんでおりましたが、「大きい家とか段ボールで作ってみない?」ということで、段ボールのおうちを作りはじめました。
イラストや絵本を見ながら、
「木のおうちは、細なが~い四角がいいよね!」
子どもたちのイメージした家を作っていきます。
「ボンドでつけたのにはがれてきちゃう!」
貼った段ボールが反り返り、はがれてきてしまいました。
「重いものを乗せるといいんだよ!」
という友達のアドバイスで部屋の重いもの探しがはじまりました。、紙を敷いて、こま回しの台とウレタン積み木をのせて重りにしました。こういった場面でも、子どもたちはどうするといいのか考えて、アイディアを出していく姿も素敵ですよね。
家ができてくると、思わず家に家に入りたくなったり、
オオカミになって、「フー!!!」と、家を吹き飛ばしたりする姿が見られました。大きな家ができたことで、お話の世界のなかのイメージに入りやすく、自分がなりきって遊ぶ姿も少しずつ見られるようになりました。まずは、色々な役になってみて、自分なりに表現することを楽しんでいきたいと思います。
〇鬼さんと給食?!
給食の調理員の先生がいつも保育室まで給食を運んでいただけます。「みんな!今日は、節分の献立だよ~!」
びっくりなことに、たんぽぽ組で作った鬼が一緒に席に座っていました。給食の席は、くじを引いて出た色の席に座るということになっています。この日は、緑の席の子が少なく、寂しそうにしていたため、たんぽぽ組が作った緑の鬼が、緑チームの机に来てくれたようです。
〇れんげさんとドッジボール対決をしたよ!
年長児の岐阜東幼稚園とのドッジボール大会を受けて、「僕/私もやりたい!」と、刺激を受けていました。そして、クラスの何人かの子と繰り返し遊んでいると、
「れんげさんとたんぽぽさんと分かれて、対決したい!」
という声が出てきました。そこでみんなを誘って、れんげ組と対決をしました。
ドッジボール大会でみたように、年長児のように外野をつけてやってみます。結果は惜しくも負けてしまいました。悔しくて涙を流している子がいました。ドッジボールを繰り返し遊んでいたからこそ悔しいと思えたのでしょうか。「悔しい!」と感じる気持ちも、大事な気持ちのひとつですよね。
教師が、「先生もあてられたけれど、いっぱい逃げて楽しかったよ!いろんな子とドッジボールができたのも楽しかったな。」と話していると、Aさんが
「負けて悔しかったけど、みんなと一緒に遊んだから楽しかったよね!」
と話してくれました。私も、ドッジボールで勝つことがしたかったわけではなく、ドッジボールで遊んでいる時間を通して、
「ドッジボールの遊びも楽しいかも?!」
「クラスの友達と一緒に遊ぶことって楽しい!」
と感じてほしいなと願っていたので、その願いが届いていると感じとれた子どもの姿があり、とても嬉しく思いました。これからも、色々な遊びを経験するなかで、自分で好きな遊びを見つけていく時間と、友達と集って遊ぶ時間とそれぞれの楽しさを味わっていけるように関わっていきたいと思っています。