4月26日(金)
19日(金)に、園庭で、虫探しをしていたところ、アゲハ蝶が3匹程、近くを飛んでいました。
「今日は、いっぱい飛んでいるね~。」と見ていると・・・。
なんと、産卵の瞬間を目の前で見ることができました!
アゲハ蝶の一生懸命な姿に、静かにじっと見ている子もいました。
アゲハ蝶が去った後には、卵探しです。
よく見ると、こんなに小さくて、綺麗な黄色い卵がいくつか見つかりました。
目が慣れてくると、「ここにもあった!」と、どんどん見つける子どもたち。
よく見て探したいからと、葉を触ろうとすると、「ダメ!卵が!」と、たった今、誕生したばかりの卵を気にかける子の姿が見られました。
卵のほかにも、こんなに小さな幼虫も見つかりました。
知っている子は、「1齢かな?」と話す子も!
別の日に、アゲハ蝶を捕まえ、近くで観察していると・・・。
「蝶は、色々おるんやて!」
「黒すぎアゲハ(クロアゲハ?)とか、青すぎアゲハ(アオスジアゲハ?)とか、赤すぎアゲハ(本当にいたら楽しいですね)とか!」
などと、教えてくれる子がいました。
どうして、みんなは、蝶に名前があることを知っているの?と尋ねると、
「だって図鑑を見ているから!」とのこと。
友達と図鑑を広げると、アゲハ蝶以外にも、様々な昆虫が載っており、
「これがカッコイイ!」
「こっちが強そう!」と、見ているだけで、何だか楽しそうでした。
昆虫図鑑で見て、オリジナルの蝶図鑑を作る子もいましたよ!
よく見て、特徴をつかもうとする真剣な眼差しが素敵でした。
実際にアゲハ蝶の産卵を見たこともあってか、虫への興味がクラスの中でも広がりつつあります。
毎日気に掛ける子もいて、「(卵から生まれるまでに)1週間じゃない?」と予想する姿もありました。
ご家庭から、卵を持ってきてくれる子も!
「色が違うんだよ!」と教えてくれました。
「(幼稚園の卵は)まだ黄色だよね。」
「(7日経っても生まれていなかったので)10日(後)じゃない?」「30日(火)じゃない?」と期待が少しずつ膨らみます。
子どもたちの話を聞いていると、どうやら、自分達が幼稚園に来ている日に生まれてほしいようです。
時には、虫かごにいる蝶を、幼稚園に置いておくか、家に持って帰るかで、思いがぶつかる場面も。
困ったときには、近くにいる友達に”どうしたらいいかな?”と投げかけると、
「順番に持って帰る!」「帰りに、(蝶を)たくさん見てから帰ればいいんじゃない?」「もっと(虫を)捕まえてきたら?」など、子どもたちなりの新しいアイディアを発信してくれる姿が出てきています。
自分の考えだけではない思いに出会うと、気持ちが前向きに変わる時もありますね。
友達の存在が嬉しい瞬間の1つですね♡
雨の日でも、室内で虫に触れて遊んでいる子どもたち。
カプラで、テントウムシの家や遊園地などを作って、「(テントウムシが)遊んでるの!」と楽しそうでした。