12月18日(水)
~小さい組さん、何人か数えてくる!~
少し前から色鉛筆で宝石をきれいに塗っている子がいます。色付けた画用紙の宝石をペットボトルにのキャップの蓋に貼り付けた子がいました。それを見て「宝石屋さんしようよ。」と言う子がいて、「やりたい。」と仲間が増えました。「小さい組さんは、お金が作れないかもしれないね。お金を作って渡してあげよう。」と言う子がいました。年下の子を気遣う優しさがすてきです。
宝石店をしようと思った子は、たくさん宝石を作らないといけないと張り切ってカラフルに色を塗っていました。何個できたか数えていた子が、「小さい組さん、何人か数えてくる!」とひらめきました。廊下に貼ってある名前の数を数え、自分たちが作った宝石で数が足りることが分かり、商品準備ができました。
年少組さんが買いに来てくれると。「どれがいいですか?」「こっちで、ピッします。」と恥ずかしそうにしながらも、張り切って話していました。
宝石を買った年少組さんは、とても喜んでくれていました。
「まだ○○ちゃん、来てない。」と個別に呼びに行って手をつないでれんげ組に案内してくる優しい姿もありました。園庭で入り混じって遊んでいるので、名前を覚えているのですね。
幼稚園にサンタさんが来てくれたので、今度はクリスマスにサンタさんが家に来てくれるのを楽しみにしている子どもたちです。そこでグラパッド(カラフルな雫のような形の積み木)を飾ってクリスマスケーキを作ることにしました。みんなでロウソクを吹き消す仕草がとてもかわいかったです。
2学期は、暑い日も寒い日もいろいろでしたが、毎日元気に幼稚園に通えました。砂場で大きな山や海を作ったり、友達と一緒にドッジボールや鬼ごっこ、秘密基地ごっこ、泡色水作りなどいろいろな遊びを楽しんでいました。最初は、難しいと思った大縄跳びの楽しさがわかって、前よりも跳べる数が増えることを喜んで繰り返し挑戦する姿が増えました。
友達が回しているブンブンゴマを見て、「きれいな色だね。」と友達にさりげなく声を掛ける子、友達と力を合わせたり、思いを出し合って友達や教師と遊びを進めようとする子たちが多くなってきました。
保護者の方々、子どもたちの話をよく聞いてくださったり、励ましてくださったり、送迎の際に他のお子さんにも声を掛けてくださったりなど、温かく支えてくださりありがとうございました。子どもたちの3学期の成長が楽しみです。よいお年をお迎えください。