2年生

2年生:デジタル?アナログ?

2月25日、算数の勉強でさいころの形(立方体)とティッシュボックスの形(直方体)の展開図を調べていました。

デジタル教科書を使うと、画面の中で立方体も直方体も3Dで、ぐるぐるまわしながら、向かい合う辺、向かい合う面など、確かめることができます。

私がまだ教員になったばかりのころ、「こんなツールがあったらいいな」と夢のように思っていた技術が、今、現実になっていることに驚きです!

ところが、実際に紙とはさみとセロテープをつかってみると、「この辺とこの辺をくっつけないと、箱の形にならないね。」と、それぞれの面をどのように組み立てるのか、工夫が始まりました。

そこから、「あれ?僕が考えた展開図と、〇〇さんの考えた展開図は、面のつなぎ方が違う!? 」「そんなつなぎ方で、ちゃんとティッシュボックスの形になるの?」と、それぞれが考えた展開図を見せ合いながら、「それじゃぁ、これでもできるかな?」と、はさみで面を切り離して、セロテープで違う辺につないで、次から次へと新しい展開図ができてきました。

このようにアナログなツールを使って、手と、紙と、はさみと、セロハンテープで、次から次へと学び進めていく学習だからこそ味わえる発見や喜びに、子どもたちは目を輝かせていました。