学校ニュース

(1月23日)自分の目的に向かって

6年生が総合的な学習で「夢の実現」に関わる出前授業を受けました。今日は、プロスビーカー協会から講師の先生をお招きして、「夢」をかなえるチームとして、学年全員でたっぷり2時間の授業をしていただきました。授業は「ウサギとカメ」の話から始まりました。ウサギとカメが山の頂上まで競争し、途中で居眠りをしていたウサギがカメに負けるというお話です。このお話に出てくるウサギは何を見ていたのか・・・ウサギは、カメがゆっくりゆっくり頂上へ進んでいく姿を見ていたので、頂上にたどり着く前に、油断をして居眠りをしてしまいました。ではカメは何を見ていたから勝てたのか・・・カメは、ゴールを見ていたから、周りのことに気を取られることもなく、一心にゴールを目指し、頂上までたどり着くことができました。今日の授業のゴールは、「自分の夢をプレゼンテーションすること」です。周りを気にせず、自分自身を見つめる時間です。

ワークシートを用いて、自分は何に対しての欲求が強いのか、または自分の強みって何なのかについて、書きこんでいきました。書きながら、「自分ってこういうことを大切にしたいんだなぁ」と、今まであまり意識していなかった自分が見えてきたようでした。そして、「どうせできない・・・」「これは苦手」と思う自分の弱みも、見方を変えれば強みとして言い換えることができることも実感できました。

(ワークシートに書いたことを交流してみると、本当に人それぞれ。全く同じなんて人は、なかなかいません。)

次に、「夢」と「目的」の違いについて考えました。夢は、将来の目的を達成するための手段であると教えてもらいました。大谷選手を例に話されました。大谷選手は「世界中の人に愛される野球選手になりたい」という目的を設定し、それを達成するために、「メジャーリーガーで活躍する」とか「WBCで優勝する」、「二刀流で力を発揮する」など、様々な夢があり、その夢を一つ一つ叶えていっています。目的があれば、それを達成させる手段である夢は、次から次へと出てきて、終わることはありません。また、目的がはっきりしていれば、1つの夢が叶わなくても、心が折れてしまうこともありません。目的がある人は強いんです!     最後は、今日の授業のゴールである「夢のプレゼンテーション」です。90秒間、仲間に自分の夢について語ります。ワークシートに原稿は書いたけれど、講師の先生が「原稿に書いたことは頭に入っているから原稿は下に置いちゃおう!」と言われます。一瞬、不安そうな顔はしたものの、さすが6年生!全員がしっかりと話ができました。 

聞き手になった子も、プレゼンをしている仲間の目を見て、うなずきながら聞いてくれます。あたたかさの中に、強さも感じる素敵な雰囲気につつまれました。

5時間目には、初任者連携研修会として、3年生が社会科の授業を観ていただきました。羽島市の初任者の先生方も来校され、子どもたちのがんばりを見てくださいました。

1980年と2022年の柳津小学校近辺の写真を見比べて、変化したところを見つけました。「昔は家が少なかった。」「1980年には児童館がない。」など、たくさんの変化を見つけることができました。

柳津町と同じように、岐阜市の他の場所も大きく変化しているのかな。どこがどのように変わってきているのか、予想しながら追究を進めていきます。