学校のようす

いじめについて考える日

7月2日(金)3時間目、各学級にて「いじめ」について考える学級活動を行いました。

この日に向けて、事前に「いじめについての座談会」を行い、録画したものをこの授業の始めに全校で視聴しました。

この座談会の参加者は、児童代表、保護者代表、教員代表で、児童には自分の学級でいじめにあっている人がいたらどうするか、保護者には我が子がいじめられて自ら命を落としたら、我が子がいじめる側だったらどう思うかについてお話ししていただきました。

視聴後は、いじめをなくすために、自分にできることは何かを学級、個人で考えました。

高学年では、自分の学級でいじめられている人がいたら自分はどうするのかについて話し合いました。

「いじめている人に注意する」「いじめられている人に声をかける」「親や先生に伝える」「どんどんひどくなっていくものだから、早いうちに声をかけたい」という意見のほか、「いじめを止めるために注意したいけれど、もしかしたら今度は自分がいじめられるかもしれないからためらうかもしれない」「じゃれあいだと思って、いじめに気づかないかもしれない」など、正直な思いが語られていました。

こうしたいろいろな思いを語り合うことができるのは、一人一人がいじめを自分事として考えているからであり、安心して自分の思いを表出できる「あったか」な学級だからこそです。

この授業を含めた「いじめ防止強化週間」の取組を通して、いじめを絶対に許さない、命を大切にするという思いを共有し、これからも自分にできることを考えて行動すること、あったかな言葉や行動をしていくことを確認できました。