5歳児たいよう組

今週の1場面 たいよう組(5歳児)

11月1日(月)

 光の美しさに興味を持っている子どもたち。今週は天気が良く、保育室に入ってくる太陽光がまぶしくて、「窓に貼ってみたらきれいに見えるんじゃない?」という考えの下、透明のポリ袋に好きな絵や模様を描きました。窓に飾ってみると、模様は映りますがまばらでした。「そうだ!もっと濃く塗ったらいいんだよ。隙間がないように。」ということで、もう一度色を塗り始めました。「私はここを塗るね。じゃあ、私はこっち。」友達同士で声を掛けないながら力を合わせて色を塗ると、隙間がなくなるほどポリ袋いっぱいに模様がつきました。

 再度、窓に飾ってみると、塗った模様がくっきりと映りました。「わぁ、ここに映っている!」と床に映った模様を見て感動したり、自分の手や体に映ることを面白がったりしました。「体操服に映るときれいに見えるよ。」「本当だ。床に映るよりきれいに見える。」「分かった!白いところに映るときれいに(色濃く)見えるんじゃない?」「そうなんだ。星もきれいに見えるよ。」床や手、体操服など、太陽光による模様が映ることで見え方の違いに気付いていました。カラフルな色による見た目の美しさ、そして懐中電灯と太陽光の光量の違い、模様が映る場所や角度など、いろいろなことに興味をもち、不思議や発見につながっていました。

 給食のときに、「机に映るからもっと机を近付けよう。」と言って、机を窓際に移動させていました。机に映った模様があることで、いつもの給食が華やいだことでしょう。