4歳児 たんぽぽ組

たんぽぽ組 (4歳児) 今週の一場面

~みんなで楽しい電車ごっこ~

 たんぽぽ組には、電車が好きな子が多くおり、段ボールの電車で友達と一緒に乗って移動したり、車掌になりきって遊ぶ姿があります。

電車ごっこをしていると、たくさん友達が集まってきて今ある電車では全員が乗れないことがありました。すると、「もっと、たくさんの人が乗れる電車がいいんだけど!」と話す子がおり、教師もそのアイディアに賛成し、たくさんの人が乗れる電車作りが始まりました。段ボールを教師と切ったり、貼ったりしていきます。できあがったら、まずは乗ってみたいたんぽぽ組の子どもたちです。

 

 色が塗りたい!とのことで、大好きな電車のイメージから、色は赤色に決まりました。少人数で塗っていると、いつのまにかクラス全員が集まってきました。友達が楽しんでいる様子を見て、集まって自分もやりたいと思うことができる姿が素敵です。

 

みんなで塗ると、こんなに大きい段ボールも塗り終わることができました。塗り終わった後も、素敵な姿があるんです。ブルーシートについた絵の具も自分たちできれいしようと声をかけると、雑巾を使ってきれいにしようと、片付けまで自分たちで行う姿がありました。

 

その後、ウレタン積み木で毎日違う駅が作られたり、電車のホームの黄色い線をスズランテープで作ったり、それぞれの電車ごっこのイメージからこんなものを作ってみようと遊びが広がっていく子もいます。

 

また、年長児のクラスにジュース屋さんにも遊びにいく姿もあります。そのクラスに行く時は、みんなで作った電車に乗っていきます。保育室だけではなく、廊下や他のクラスにも移動して、色々な所に出かけていくのが楽しいようです。

 

 遊びを振り返ると、電車ごっこでも、「電車が乗るのが楽しい!「車掌になりきるのが楽しい!「ホームを積み木で作るのが楽しい!「切符を作るのが楽しい!等、楽しいポイントがそれぞれにあるようです。その楽しいポイントが一緒の子と場を共有することで、友達と一緒に遊ぶ楽しい雰囲気を感じているようです。今後も友達がしている楽しい遊びに興味をもってみたり、同じ場で遊ぶことを大切にしていきたいと思います。