学校ニュース

(1月19日)生きものってすごい!

岐阜県動物愛護センター 動物愛護係の方が学校に来てくださり、5年生に「野鳥」についての授業をしていただきました。

『動物が、その形をしているのには訳がある』フクロウとハヤブサの羽と骨格の形を比較して、なぜそのような違いがあるのか教えていただきました。フクロウは、基本的に夜行性で、木の枝にとまり、獲物を見つけるとふわりと飛び立ち、足の指を獲物の背中に押しつけて捕らえる鳥です。ハヤブサは、海岸の岩場などの見通しがよい場所で獲物を待ち伏せし、上空から急降下して狩りを行う鳥です。よく知っている鳥だけど、2つを改めて比べる機会ってないですよね。

飛び方が全く違う2種類の鳥。音もなく静かにふわりと飛ぶフクロウの羽は丸い形をしていますが、速く勢いよく飛ぶハヤブサの羽は鋭くとがった形をしています。比べて見てみると、全く形が違っています。

骨格を比べてみても違います。フクロウは頭が大きく、くちばしは先端は鋭いものの、視界を遮らないように短く折れ曲がっています。ハヤブサは力強く羽を動かすために胸の筋肉が発達しているのが分かります。だから、獲物を見つけたときに、あんなにすばやく捕獲することができるのでしょうね。翼の骨も太くて力強いです。

それぞれの鳥の特徴を教えていただいた後は、「謎の鳥」の羽を講師の先生から手渡され、手ざわりや形、大きさなど詳しく観察し「どんな生活をしている鳥なのか」を推測しました。気付いたことをたくさんメモして、今日教えていただいたことを参考に意見を出し合います。

子どもたちの推測が正解だったかどうかは、また後日、連絡がいただけるそうです。当たっているかな。