第3回 学校運営協議会兼いじめ問題対策推進会議を開催しました。令和5年度の学校経営の状況やいじめ対応について、そして1月末に実施した保護者や子供たちのアンケート結果等について説明し、委員の皆さまからご意見を頂戴しました。協議した議事内容についてはすべて了承いただきました。また、各学年1学級ずつではありましたが授業の様子を参観いただき、感想も頂戴しました。また、4年ぶりに給食も試食いただきました。
【出席委員】―――――――――――――――――――――――――
自治会連合会長 縄田 さん
カラフルタウン岐阜プレジデント 熊谷 さん
コーディネーター兼子ども会育成協議会長 兼松 さん
青少年育成市民会議推進員 川添 さん
柳津東保育園長 徳永さん
PTA会長 代理 廣瀬さん
子ども見守り会長 日比野 さん
コミュニティ協議会代表 木股さん
支援推進委員会広報 加藤 さん
柳津主任児童委員 木全さん
中田校長、青山教頭、大屋教務主任
―――――――――――――――――――――――――――――――
★議事内容
(1)学校経営の状況・いじめ問題への対応状況について (了)
(2)コミュニティ・スクール実施報告、会計報告 (了)
⇒ 市教育委員会担当課へ提出します
(3)学校評価(アンケート)について (了)
⇒「保護者アンケート結果」については 下の項目をクリック
(4)学校評価書について (了)
(5)令和6年度 学校経営グランドデザイン(了)
⇒R6学校経営グランドデザイン(0207版)はこちらをクリック
(4月までに若干修正が入る場合もあります)
―――――――――――――――――――――――――――――――
★質疑内容・ご意見等
【議事内容に関するもの】
◇「通知表」の変更については、学校独自の取組か?
前・後期別に出す「振り返りシート」は学校独自のもの。年度末に出す「子供の姿」は、どこの学校もほぼ同じ様式となっている。
◇幼稚園やこども園・保育所との連絡会議などが開かれていることは知っているが、中学校との連携はどうか?
中学校とは「小中一貫教育」ということで、密に連携を図っている。管理職だけでなく、学び方や給食・保健に関することなど多くの分野で同一歩調が取れるように話合いなどをしている。
◇アンケートで「英語教育」に関する評価が低いが学校としてのとらえは?
学習してはいるものの、普段から英語を使う場面がほとんどないのが現状。日常の中で楽しく使える場面があれば数値も上がってくるのではと考えている。昼休みにALTとのお話会を開いたりすることも考えている。
※委員から「英語教育にかかわっているので協力したい」というお話や「お昼の放送での英語タイムはどうか」という提案をいただいた。
◇学校に来ている子は笑顔で過ごしている様子がよくわかるが、不登校の子とのかかわりはどうか?中学校では学校に来にくい子供たちのための教室が準備されていると聞いたが、小学校にはあるか?
不登校理由はそれぞれのお子さんで様々。電話連絡や家庭訪問を通じて学校との関わりを切らないようにしているが、登校を無理強いすることはしていない。中学校には教員が配当され自分の教室に入れないお子さんの学習や生活に別室対応しているが、小学校では教員の配置がないので、そういうスペースは準備できていない。ただし、常時教員がつけないことを理解いただくという保護者了承のもと、教室以外の場所(余裕教室)で生活することは可能。
◇子供たちが自分でやることを決めて学習に取り組むということの有効性や大切さはよくわかるが、教師サイドの評価は難しいのではないか?
ご意見にあるように評価はそれほど簡単ではない。子供たち自身の単位時間や単元の振り返りをもとに、教師がどうアドバイスやサポートをしていくのかが重要になると考えている。来年度のグランドデザインに示した「自分づくり」にかかわる部分で「自己評価の活用」を重要視しているのもこのため。
◇子供たちの実態をしっかり把握して、迅速に対応していることがよくわかった。引き続き、早め早めの対応を。
学校生活アンケートへの記述が発見のきっかけとなることも多い。引き続き、子供の様子を捉え、対応を進めたい。
【授業参観等の感想】
◇授業にまじめに取り組む子供たちが多く安心している。自分たちが受けてきた学習の形態とは全く違うので、ちょっと理解が難しいが、これからはきっとこういう形が必要だと思う。
◇6年生の授業のように、自分で学ぶことを選択して取り組むという学習は必要な取り組みだと感じた。特に高学年では意味があると思う。こういった新しい取り組みを早く取り入れようとしていることはいいことだと思う。
◇新しいことへの挑戦、チャレンジはどんどん進めてほしい。自分で選んで、自分のペースで学習を進めていけるので、授業時間を有効に活用できると思う。
◇見守り隊として子供たちと接しているが、放課後、毎日のように地域の施設に子供たちが遊びに来る。○時からは◆◆とか、スケジュールが決まっている子供も多い。保護者が働いていらっしゃる方も多く、保護者の帰りが6時過ぎということも聞く。地域の見守り隊として子供を見守ることを続けていく。
◇先進的な取り組みをいろいろ取り入れていることが分かった。通知表を変更した理由にある評価の意味や捉え方には共感する。考える力や創造力、21世紀型スキルなど言葉があるが、これらの力を身につけるための取組が行われている。
◇昔の学校とは違うことを実感した。先生に言われたことをやるのではなく、自分で考えて動く子を育てることの必要性はよく理解できる。
◇自分で考えて取り組む、計画を立てるなど新しい取り組みに保護者として戸惑う部分があるが、グループ内で説明することや分からない子に教える、自分のペースで学べるなど、子供たち一人ひとりに合わせた学習になるのではとも感じる。いい取り組みだと思うので今後も続けてほしい。
◇子ども会のインリーダー研修会で、司会やまとめなどその場でふっても、どの子供でもその場で考えて原稿なしで上手に話す。学校での学びの積み上げなのかなと感じている。
◇1年生で、黒板に図を書きながら説明をするという「二刀流」。すごいなぁと感じる場面だった。先生や仲間の発言に対してのまわりで聞いている子供たちのレスポンスもすごくいい感じですばやい。関係づくりができていることを感じた。