5歳児たいよう組

今週の1場面 たいよう組(5歳児)

7月15日(木)

 「たいよう組ってなんでたいようって名前なのだろう?」子供たちの疑問から始まった宇宙への興味関心が遊びへと発展していきました。「遊戯室を宇宙にして、なつめさんとこあらさんを呼べばいいじゃん。」夏祭りを見通した子供たちは、宇宙に関する知識を蓄え、宇宙ミッションを作りました。この遊びの名前は、『MISSION IN SPACE(MIS)』子供たちが考えたミッションをクリアしていく遊びです。

 まずはスペースシアター上映です。子供たちが作ってきた過程や様々なミッションを紹介してもらえたことで子供たちのやる気アップ!!さあ、ミッションインスペースを楽しむぞ。

 宇宙旅行のミッションです。たいよう組が作ったMIS号に乗って宇宙空間を進みます。「3,2,1発射!2人で息を合わせて引っ張りました。乗り心地は最高です。他にも惑星に当たらないように進んでいくミッションやブラックホールに落ちないようにジャンプするミッションもありました。

 ミッションの間には、宇宙クイズを出しました。「太陽にコロナはあるか?」「太陽の表面温度は?」「木星にリングはあるか?」「氷でできた惑星はあるか?」等、子供たちが自分で調べて分かったことをクイズにしました。少し難しいクイズで、間違えても優しく答えを教えていましたよ。

 すべてのミッションをクリアすると、スペースパスポートがもらえます。自分の名前と顔写真があるので、世界に一枚の宝物。これがあればいつでも宇宙に行くことができます。「大事に持っていてね。」としっかりと手渡ししていました。

 宇宙の最後はプラネタリウムです。「中はとてもきれいですよ。」と外から見ると暗そうなので不安がる子供たちに、安心感を与えていました。それを聞くと、みんな喜んで入っていきました。

 初めは緊張したり、「ドキドキする…。」と言っていた子供たちですが、何人もお客さんを案内したり、楽しそうにしている姿を見ると、「段々楽しくなってきた。」「ミッションインスペースおもしろいなぁ。」とたいよう組の子供たちも楽しむようになっていました。

 一人一人の力を合わせることや役割を分担することでこんなにおもしろい遊びになったことを実感したと思います。クラスのみんなで宇宙に関するテーマをもって取り組んできたMIS。子供たちの興味関心の広がりと深まり、そして、クラスとしてのつながりを感じる取り組みになりました。